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| イタリアではトマトのことを『ポモドーロ』(Pomodoro)と言います。『DORO』=金、『POMO』=林檎、“黄金のりんご”といういうのが語源です。イタリアにトマトがやってきた時、いまのように赤くはなかったのではないでしょうか。いずれにせよ、イタリア人にとってトマトはなくてはならないものなのです。イタリア国内での家庭用トマト調味料の販売量(製品ベース)は約54万トンであり、日本の1.5万トン(ケチャップを除く)と比べると大きな開きがあることからも、理解いただけると思います。 |
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| トマトの大量消費国であるイタリアやギリシァでは、生でトマトを食べるよりも、トマトソースにして“調味料”として活用するのが一般的です。トマト畑が一面に広がる南イタリアでは、夏も盛りを過ぎるころには一家総出で、トマトソース(サルサ・ポモドーロ)づくりが始まります。 |
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| それぞれの家に独自のつくり方があって、これが「おふくろの味」のベースになっているのですが、基本的には、にんにくで香りづけたオリーブオイルに、湯むきしたトマトをつぶし入れてコトコト煮込み、塩・こしょうで味を調えたら、仕上げにバジルなどのハーブを加えます。これを空びんに入れて煮沸消毒し、密閉して保存するのです。こうして保存されたトマトソースは生のトマトが手に入りにくい時期の貴重なビタミン・ミネラル源になるとともに、いつも台所の片すみにあって、さまざまな料理の“調味料”として大活躍しているのです。 |
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| “調味料”としてのトマト。その活躍の秘密は旨みの素であるグルタミン酸などの働きによるものです。あまたある野菜のなかでも、グルタミン酸を比較的多く含むことが、トマトのもうひとつの魅力でもあるのです。 |
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