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周囲から絶えまなく聞こえてくる早口の会話。人々の身ぶり手ぶりは大きく、道路を走るクルマは大きな音でクラクションを鳴らしながら走っていて、駅の切符売り場では長蛇の列が──。初めて訪れると、ちょっと圧倒されてしまうかもしれません。
けれども、ローマっ子の笑顔は抜群に明るくて、生き生きとしています。何世紀も前の遺跡と、近代の建築が同居しているさまも圧巻。あれよあれよというまに、この街のペースに乗せられてしまいます。
そう、ローマを愛さずにいるのは、とってもむずかしいことなのです。実際に訪れてみると、映画「ローマの休日」で、オードリー・ヘップバーンが演じた王女さまの気持ちが、よ〜くわかります。 |
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さて、「長靴」(=イタリア)のほぼ中央に位置するローマでは、どんなトマトソースに出会えるのでしょうか?(ちなみに、カゴメのイタリア・オフィスはここローマにあるんですよ!)
さっそく、テヴェレ河畔にある気さくなローマ料理店"Lo Scopettaro"を訪ねてみました。夏場とあって、川をわたってくる風は心地良く、暮れなずむ空の美しいこと。せっかくだからとオープンエアの席に陣取ります。地元の人にも人気のお店だけあって、夕食時の8時過ぎになると、店内も外のテラスも満席に。早めに来ておいて良かった、と思わず胸を撫でおろしたりして。
口ぶりも態度も典型的ローマっ子のカメリエーレ(ウェイター)・マルコに、おすすめのトマトソースを食べさせてと頼んでみました。「そりゃぁ、なんといってもアマトリチャーナだな!」日本でもおなじみの「スパゲティ・アマトリチャーナ」が本場で食べられる!
いやでも期待がふくらみます。
出てきたお料理は、ちょっとばかり想像とは異なりました。というのも、パスタがスパゲティでなくリガトーニ、つまりマカロニの兄貴分といった感じのものだったのです。後でわかったのですが、これはこのお店のスタイル。本来は、ブカティーニ(中に穴の開いた細長いパスタ)を使うそうです。
けれども、歯ごたえの良いパスタに、トマトの香りとお肉の風味豊かなソースがからまって実に美味。上にかけたチーズとの相性も抜群です。これは、なにがなんでも作り方を聞いておかなければ。
ひととおりの食事を終えてから、「アマトリチャーナ」のレシピを知りたいのだけれど、とマルコに頼んでみました。 「いいよ、シェフに聞いてごらん」接客に大忙しなのに、マルコは心良くオッケーしてくれました。 |
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| 映画「ローマの休日」であまりにも有名な階段のあるスペイン広場。 |
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| カゴメのローマ・オフィスはローマの中心の歴史ある建物の中。 |
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| 陽気で気さくなカメリエーレのマルコは生粋のローマっ子。 |
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