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[2008/7/7up]
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[2008/7/7up]
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Vol.3 PALERMO パレルモ
正統派「ノルマ」の作り方
さて、せっかくシチリアを訪れたからには、ぜひとも訪れてみたいのがタオルミーナ。古くから名勝の地として知られていますが、映画「グランブルー」の舞台になってからいっそう知名度が上がったのではないでしょうか。真っ青な海に迫る急斜面にはリゾートホテルや別荘が林立しています。
豊富な海の幸を活かした数々のリストランテの中でも特に名店といわれるDa Lorenzoで、ついに「ノルマ風」ソースに出会いました。
このお店のレシピをご紹介しましょう。まずは、にんにくをオリーブオイルで炒めます。次に生のトマトを入れて煮立て、塩コショウで味つけ。そこへ粗く刻んだナス、バジリコを加え、好みでズッキーニも。最後にリコッタチーズをすり下ろしていれたら出来上がり。固いリコッタを使う点は、まさしくカターニャの作り方、つまり正統派「ノルマ」です。ちなみに、真夏はリコッタでなくモッツァレラチーズを使うことが多いのだとか。パスタと和えたら、生のバジリコを飾るのも忘れずに。
トマトがふんだんに
さすが、シチリアまで来るとトマトがふんだんにお料理に使われています。パスタソース以外にも、たとえばカルトッチョ(魚の包み焼き)にはプチトマトが一緒に入っていたり……。そして細長いトマト、丸いトマトなどさまざまな種類のトマトをお料理によって使い分けているのも印象的。ちなみに、今回訪れた2軒のお店のトマトソースに使ったトマトは、好みでどちらでも良いのだとか。
また、シチリアではトマトと並んでナスも重要な食材です。トマトとナスの相性は抜群で、この2つを組み合わせたお料理やソースがたくさんあるのです。ナスのトマトソースを「シチリアーナ(シチリア風)」と呼ぶのも納得ですね。
シチリア随一の観光名所ともいえるタオルミーナにある名店「Da Lorenzo」。
プチトマトがちりばめられた カルトッチョ(魚の包み焼き)。
ところで、トマトソースではないけれど、シチリアでは日本人の大好物を使ったパスタに出会うことができます。イタリア語で「リッチ・デ・マーレ」、そう、ウニです。イタリアではもともとウニを食べるのは漁師くらいで、あまり一般的な食材ではありませんでした。それが、日本人の影響もあってか、いつのまにかパスタの一品に。まさに絶品メニューができあがったのです。食の文化って面白いですね。

もういちどイタリア本土へUターン、国内随一のトマト産地として知られるナポリを目指して旅は続きます。
「Da Lorenzo」でもNo.1の人気を誇るウニのパスタ。この日はウニが少なかったので、何度もお願いして、少量だけ作ってくれました。
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