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夜は、バカンスで故郷に帰国中の料理研究家ダニエラ・オージックさんが、ナポリ湾に面した高級リストランテ"Rosiello"に案内してくれました。ダニエラさんはカンパーニャ州の南に位置するバジリカータ州の生まれ。南イタリアの食文化には、特に詳しいのです。
海沿いに車を走らせること10分足らず。目指すリストランテに到着しました。お客さまはセレブばかりというだけあって、インテリアもサービスも洗練されています。トマトのお料理を、というリクエストで出てきたのは、まず「ボンゴレ・ポモドリーニ」。にんにく、オリーブオイルでアサリを炒め、イタリアン・パセリを散らした上に、彩りとしてプチトマトを。ナポリでは基本的に「ボンゴレ・ロッソ」(トマトソースで和えたスパゲティ・ボンゴレ)は作らないのだそう。
次に出てきたのはゴージャスな「メッツィマニケ・コン・ガリネッラ」。メッツィマニケとは、リガトーニをずっと太く大きくしたようなパスタで、プチトマトと共に蒸し焼きにした魚ガリネッラ(ホウボウ)とパスタを和えたもの。食べ応えがあります。
いずれの料理もトマトソースを使ってはいませんが、トマトの酸味・甘味が魚介の味をぐっと活かしています。使用しているプチトマトは、お店の持っている畑で穫れたものだから品質は保証済みとか。
生であれ缶詰であれ、トマトをふんだんに使えるこの地方ならではのお料理を堪能することができました。
次回はイタリアのつま先・カラブリア州に、近頃日本でも話題の「ドライトマト」を訪ねます。 |
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| まるで別荘みたいなリストランテ。 |
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| 彩りにプチトマトをあしらったボンゴレ・スパゲティ。 |
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| トマトで風味づけした魚まる一匹とパスタを和えた「メッツィマニケ・コン・ガリネッラ」。 |
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| 料理研究家のダニエラさん(左)とお嬢さん。 |
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