きんぴら、かき揚げ、筑前煮など、日本人の食卓に欠かせない「ごぼう」。原産地は、中国北部からヨーロッパに広く分布していますが、日本には、平安時代に中国より薬草として伝わったとされています。
ごぼうは、なんといっても食物繊維が豊富! この食物繊維は消化吸収されずにおなかを通過するため、胃や腸をきれいに掃除してくれます。また、ごぼうは血糖値の上昇を抑える働きがあるといわれています。こんな優秀な食材、ごぼうを食べるのは日本と韓国だけなのだそうです。日本では、昔はお菓子としても使われていました。京都の冬の伝統的な和菓子「花びら餅」は、薄い白餅の間に、ぎゅうひ、みそあん、ごぼうの蜜煮をはさんだものですが、もともとは宮中の正月の行事食として用いられていたそうです。
食生活の西洋化にともなって、最近ではごぼうも、カレーやクリームシチュー、スパゲッティなど洋の食材として使われるようになりました。これから旬を迎える旨みの濃い「ごぼう」を、たくさん食卓に取り入れてみてはいかがですか。