和洋中、さまざまな料理に使われ、保存食としても重宝されるじゃがいも。日本に伝えられたのは16世紀の終わりごろ。ジャワ島のジャガトラ(現在のインドネシア・ジャカルタ)から日本に来たので「ジャガトラいも」と呼ばれ、のちに「じゃがいも」となったそうです。
常温で長期保存の可能なじゃがいもですが、じゃがいもの芽や緑色になった皮の部分にはソラニンという有毒物質が含まれているので、芽をしっかりと取り除き、緑色になった皮は厚くむいて調理します。日光に当たるとソラニンが増えるので、必ず日の当たらない冷暗所で保存しましょう。また、りんごと一緒に保存すると、発芽を抑えることができます。りんごは果物の中でも特に多くエチレンを発散します。そのエチレンが、じゃがいもの芽の成長を抑えてくれるというわけです。
じゃがいもは一年中出回っていますが、春先には「新じゃが」が登場します。新じゃがは、各生産地で収穫された初物のじゃがいものこと。小粒で、皮が薄く柔らかいので、皮ごと食べられます。ビタミン豊富で低カロリー、皮ごと食べれば食繊繊維も摂れるじゃがいも。体内の酸化を防ぐアルカリ性食品で、豊富なカリウムが塩分の摂り過ぎを抑えてくれます。肉や魚などつけあわせには、ぜひご活用くださいね。