ソーセージの本場と言えばドイツですが、元をたどればその発祥は中国。2000年以上も昔、中国や蒙古の遊牧民族が放牧生活に必要な保存食として、羊の腸に羊肉や豚肉、血などを詰める方法を生み出しました。これがシルクロードをわたり、ヨーロッパに広まったそうです。
ドイツには、1500もの種類のソーセージがあるそうです。日本でよく食べられるのはソーセージやウインナーですが、実はウインナーはソーセージの種類の一つ。ほかに、フランクフルトソーセージやボロニアソーセージなどもありますが、これらの大きな違いは、本来肉を詰める腸(ケーシング)の種類。「ウインナーソーセージ」は羊の腸、「フランクフルトソーセージ」は豚の腸、「ボロニアソーセージ」は牛の腸と、使われる腸の種類によって呼び名が違うというわけですね。
ちなみに、ソーセージの語源は諸説ありますが、ドイツ語で豚肉の意味「Sau/ザウ」とスパイスの「Sage/セージ」がくっついて「Sausage/ソーセージ」という言葉ができたと言われています。セージは、香り・味が個性的で、肉の臭い消しになり、殺菌防腐効果もあるため、今もソーセージ作りには欠かせないハーブです。
ボイルしても焼いてもよいし、サラダ、パスタ、シチューの具にも使える便利なソーセージ。今月はビールやワインと一緒に、「ドイツ気分」の楽しいひと時を過ごしてみては!?