「鴨がねぎをしょってくる」ということわざがあります。これは「願ってもないこと、大変好都合であること」という意味で、鴨がねぎを背負ってくれば鴨鍋の材料がそろって便利!ということです。またこのことは、鴨とねぎはとても相性がよい組み合わせ、という意味でもあるのです。
ねぎは、その特有の香気で肉類の臭みを消す効果があり、鍋料理や串焼きには欠かせない野菜。また、その料理の甘味を一層引き立てます。もちろん、栄養成分的には消化液を分泌して食欲を増し、体を温める効果があり、ねぎのことを“食べる薬”“薬味”と呼ぶ所以にもなっているそうです。
他に、山芋と麦飯、竹の子と若布、焼き魚と大根おろし、豆腐とかつおぶしなども相性のよい食べものです。例えば、魚を高熱で焼いた時に生じる煙やコゲには発ガン性物質が含まれていますが、大根に含まれる硝酸塩が発ガン性物質を抑えるといわれているので、焼き魚は大根おろしといただくのがよいのです。このような昔ながらの食生活の知恵を参考にしてみてはいかがでしょうか。
鴨肉は、最近では手に入りやすくなりましたが、癖があって苦手という方もいらっしゃるはず。でも、鴨料理は鶏肉で代用が可能。もちろん、「鴨ねぎ」ならず「鶏肉とねぎ」の相性もぴったりです!