冬至は二十四節気の一つで、一年で最も昼間が短い日。冬至にはかぼちゃを食べ、柚子湯に入って「無病息災」を祈る習慣があります。柚子湯は冬至と湯治をかけたもので、柚子の語呂合わせで「融通(ゆうずう)が利くように」という願いも込められているそうです。柚子には血行を促進する成分や鎮痛作用のある成分が含まれ、ビタミンCも豊富なため、風邪をひきにくくし、あかぎれにも効果があると言われています。
「冬至かぼちゃ」は緑黄色野菜の少ない冬に、カロテンの豊富なかぼちゃを食べ、風邪への抵抗力をつけようというもの。地方によっても冬至の食べ物が違うようですが、冬至に「ん」のつくものを食べると幸運が得られるという言い伝えもあり、冬至七種といって「ん」が2つつく「南京(かぼちゃ)」「人参」「蓮根」「銀杏」「金柑」「寒天」「温飩(うどん)」を食べると病気にかからないと言われています。ほかにも、1年間たまった砂を払うと言われるコンニャクや、中国の風習で赤い色は災厄を祓うと言われることから小豆粥を食べる習慣もあるようです。
冬至を境に日は長くなりますが、寒さは厳しくなるのはこれから。冬を無事に過ごすために考えられた昔の人の知恵で健康な冬をすごしましょう。