寒い夜には、あったか〜いお鍋が大活躍。白身魚や野菜、豆腐を昆布だしで炊き、ポン酢醤油で食べるのを「ちり鍋」といいますが、この「ちり鍋」、魚や肉の切り身をお湯につけると「ちりちり」と身が縮むところから、そう呼ばれるようになったそうです。
「ちり鍋」は、幕末から明治にかけて、生の魚を食べられない西洋人が、お刺身を鍋につけて食べたことが始まりとも言われています。「鯛ちり」「蟹ちり」「フグちり」などはちょっと贅沢ですが、「鱈ちり」なら気軽にいただけますね。鱈ちりには豆腐がつきもので、茶碗蒸しや煮物、韓国の「チゲ」など鱈と豆腐の組み合わせ料理は多く、相性がよい食材のようです。
「鱈」は「大口魚」と書くこともあります。それは、口が大きいから?ではなく、魚の中でも特に大食漢として知られているからだそうです。しかも、なんでも胃袋に詰め込んでしまう「くいしんぼう」なのです。そんな大食漢な鱈と、その大きなお腹から「たら腹食う」という言葉が生まれました。たら腹食べても、ヘルシーなお豆腐と一緒なら安心。寒い夜には、好みのダシと具材で「たら腹」いかがでしょうか!