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トマトな季節
ダニエラ・オージックの南イタリア家庭料理 2005 秋
秋風が吹きはじめると、おいしいものが大好きなイタリア人は、がぜん忙しくなります。果物や野菜で保存食をつくったり、山へ出かけてきのこや栗を探したり……。今回は、イタリアの秋の暮らしと旬素材のメニューをご紹介しましょう。

暑い夏が終わって秋になると、イタリアでは新学期がはじまります。のんびり過ごしたバカンスはおしまい。子どもから大人まで誰もが、気持ちを引きしめて、勉強や仕事に精を出す季節です。なかでも、冬に備えての保存食作りは、家庭での大切な、そして楽しい仕事。冷蔵庫のなかった時代からの、生活の知恵なのです。秋の果物、アプリコットやカリンならジャムに、いちじくなら乾燥させてオーブン焼きにします。同じく野菜も、オリーブオイルやワインビネガーに漬け込んで瓶詰めに。ピーマン、なす、ズッキーニなどが代表的ですが、とにかく何でも保存してしまうのです! こうしておけば、冬場の前菜やつけ合わせに困ることはありません。ただし、日本はイタリアに比べて湿気が多いので、自家製のオイル漬けや酢漬けは2、3週間で食べ切るようにしてくださいね。

もうひとつ、イタリア人にとって重要な秋の仕事といえば、ブドウの収穫。私の生まれ育ったバジリカータ州にもブドウ畑はたくさんあって、自家製ワインを作っている家庭も多いのです。幼い頃、祖父の畑で手伝ったブドウ摘みの楽しかったこと!

そしてもちろん、秋は行楽シーズンでもあります。男の人はよくハンティングに出かけますが、一家そろって楽しめるのは、きのこ狩りや栗拾い。自分たちで穫ってきたきのこや栗をお料理していただくのは、格別のおいしさ。

今回は、秋の旬素材、なすやきのこをふんだんに使ったお料理をご紹介しましょう。さっぱりしたものが欲しくなる夏とは違って、いろいろ食べたくなる食欲の秋にふさわしい、風味豊かなレシピです。

Daniela Ozik●ダニエラ・オージック
テレビ、雑誌ほか、多方面で活躍するイタリア料理研究家。プロフィールはこちら
秋を感じるイタリアンレシピ
きのこの炒めあわせ
旬のきのこをいろいろと取り混ぜて簡単ソテー。あっという間に豪華な付け合せの出来上がり。ワインやビールのおつまみにも良いですね。
メランザーネ(なす)のペンネ
日本の秋の味覚が本格イタリアンに大変身! ほんのひと手間かけるだけで、仕上がりが数倍おいしくなります。
スカロピーネ アル ヴィ−ノ ビアンコ(牛肉のソテー 白ワインソース)
記念日のディナーや、特別なお客さまのために。高級レストランにも負けません。あまりにもおいしく、あまりにも簡単な1品!
いちじくのコンポート
秋の夜長に味わいたい大人のデザート。いちじくの自然な甘みと赤ワインの風味が絶妙のコンビネーションです。
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[Buck Number]トマトな季節 2005


分とく山 野さんのトマトなおせち
伊崎シェフの“旬”野菜レシピ 2005 春
ダニエラ・オージックの南イタリア家庭料理 2005 春
ダニエラ・オージックの南イタリア家庭料理 2005 夏
ダニエラ・オージックの南イタリア家庭料理 2005 秋
ダニエラ・オージックの南イタリア家庭料理 2005 冬

トマトな季節 2008

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