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トマトな季節
池ノ谷シェフの秋のイタリアン 2006
実りの秋、食べ物がおいしい季節の到来です。きのこや栗、さんまなど、旬の素材も目白押し!そんな秋の味覚をふんだんに取り入れたイタリアン・レシピを、「ナビリオ」の池の谷シェフが紹介します。
「日本で秋の味覚といえば、きのこやサバ、さんまなどの青魚。それから栗などの木の実ですが、実はこれはイタリアでも同じなんです。特にポルチーニ茸は、イタリアの秋を代表する食べ物。日本でいうマツタケのような存在ですね。季節になるとスーパーやメルカート(市場)にポルチーニがあふれ、みんな待ってましたとばかりに料理します」

イタリアの秋の主役はきのこなんですね。ところで、イタリアンで青魚というのは、あまりイメージがなくて、少し意外な感じがしますが…。

「さんまはないですが、サバやいわしはよく食べていますよ。南イタリアのナポリのほうでは特に。わりと秋の食材は日本のものに似ていて、柿や栗、豆もよく食べます。特に11月ごろになると出回る焼き栗は風物詩のひとつです」

ということは、日本の秋の食材はイタリアンにも取り入れやすいんですね。

「そうですね。今日紹介したさんまのパスタは、シチリアでよく食べられている、いわしとウイキョウのパスタをアレンジしたものです。脂ののった個性の強い青魚には、風味の強い野菜を組み合わせるとおいしいので、今回はウイキョウのかわりにセロリを使いました。トマトの酸味も、青魚独特のクセをやわらげてくれるので相性がいいんです」

なるほど。トマトの軽やかさが加わって、青魚のイメージも変わりそうですね。これからますます食べ物がおいしくなる季節。旬の食材をイタリアンで楽しめるのはうれしい限りです。

「もうひとつ、ヨーロッパの秋といえば、ぶどうの収穫の時期でもあります。ぜひワインと合わせて味わってほしいですね」

池ノ谷 昌宏●いけのや・まさひろ
調理師学校を卒業後、大阪「リストランテ ス・エ・ジュ」に就職。91年から3年半渡伊。リゾナーレビブレ倶楽部ホテルを経て、「トレ・ディ・マッジオ」「クァットロ・ルッリオ」の総料理長を務め、2005年「ナビリオ」をオープン。
 
秋を感じるイタリアンレシピ
きのこと豆とスカモルツァチーズ、こくみトマトの前菜
3種類のきのこが入った、秋の味覚満点の前菜。香ばしく焼いたスカモルツァチーズの風味が食欲をそそります。
さんまのパスタ
秋の味覚の代表、さんまをパスタに仕立てます。脂ののった旬のさんまの味わいに、セロリとトマトの風味がよく合います。
カボチャのニョケッティ 栗とモッツァレラチーズ入りトマトソース
ニョッキよりも小ぶりなニョケッティ。かぼちゃでほんのり甘みをプラスしました。ソースに栗を加えて、より秋らしく。
秋鮭のカツレツ
ポピュラーなイタリア料理「ミラノ風カツレツ」の鮭版。スライスした鮭になすをはさんで、軽やかな口あたりです。
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[Buck Number]トマトな季節 2006


トリノオリンピック特別企画 トリノ特集Vol.1
トリノオリンピック特別企画 トリノ特集Vol.2
池ノ谷シェフの春のイタリアン 2006
池ノ谷シェフの夏のイタリアン 2006
池ノ谷シェフの秋のイタリアン 2006
フィリッポ・マルティナドンナさんのピッツァパーティ

トマトな季節 2008

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