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カノウユミコ
野菜料理研究家。「菜懐石 仙」のオーナーシェフ。著書に『菜菜』シリーズ(柴田書店)、ほか多数。 |
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野菜のスイーツというと、かぼちゃやさつまいもなどを使ったものがまず浮かびますが、カノウさんの著書『菜菜スイーツ』では、きゅうり、オクラ、なすなど、およそスイーツとは無縁そうな野菜がいろいろ使われています。この柔軟な発想はどこからくるのでしょうか。
「ウエディングドレスが似合わない女性がいないように、スイーツにならない野菜はありません。それには固定概念にとらわれないことが大切。ウエディングドレスだって、純白のふんわりとしたものしか頭になければ、似合う人似合わない人が出てきますが、いろんな国のいろんな花嫁衣裳を知っていたら、必ず似合う1着を見つけられます。野菜も同じで、その野菜に似合うドレスを探すように、スイーツに仕立てていくんです」と、実にユニークに話すカノウさん。トマトという野菜は、どんなドレスが似合うタイプなのでしょうか?
「スイーツはおかずと違って、かわいさも重要なポイント。トマトはその点でとてもスイーツ向きです。赤という色も丸い形もキュートで、そのままでドレスを着ているような状態。その点ではあまり手を加えなくていい。味の面では、酸味とコクがトマトの魅力。人に例えるなら、若くてかわいいだけじゃない、精神的に成熟した、なかなかすごい女の子といったところでしょうか」
カノウさんにかかると、トマトも単なる野菜ではなく、キャラクターを持った「人」になるようです。そんな才色兼備なトマトに似合う「ドレス」を3つ、ご紹介いただきました。
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