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| 16世紀、南米大陸から初めてヨーロッパにトマトを持ち帰ったのは、スペイン人でした。今やスペイン料理に欠かせない食材となったトマト。バレンシア州ブニョールでは毎夏「トマト祭り」も開催されています。トマトと縁の深いこの国ならではの、ユニークなお祭りをご紹介しましょう。 |
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夏といえば、トマトの季節ですね!スペイン・バレンシア州ブニョールも、毎年8月になると恒例の「トマト祭り(トマティーナ)」を待ちわびる人びとの熱気に包まれます。人口1万人足らずの小さな町ですが、この時季ばかりは観光客がどっと押し寄せて、おおいににぎわいます。
いよいよ祭り当日。路地も広場も人で埋めつくされた町の中心部に、約140トンものトマトがトラックで運び込まれてきます。正午、1発の号砲を合図に、集まった人びとは一斉にトマトを投げはじめます。相手が誰だろうとお構いなし。敵も味方もありません。人びとはもちろん、通りも建物もトマトにまみれ、見る見るうちに真っ赤に染まってしまいます。開始から約1時間後、2度目の合図でトマト投げはぴたりと終了。すぐに町の職員たちがホースで水をまき、町中をすっかりきれいにしてしまいます。参加者たちは仮設シャワーで身体についたトマトを洗い落とし、家路につくのです。
この祭りの起源にはさまざまな説がありますが、もっとも有力なのは、町中でのケンカ騒動がきっかけという説。1945年のこと、通りすがりの者同士のもめごとで、怒ったひとりが相手にトマトを投げつけたのがはじまりだというのです。それ以来、翌年も同じ場所でトマトを投げ合うケンカが繰り返され、いつのまにか年中行事になったとか。何度か禁止令が出されたものの、そのたびに住民の要望で祭りは復活。ついに1959年、町から正式な開催許可が下りたのです。そんなわけで、今日では時間制限が設けられ、トマトの調達や終了後の清掃も町が担当しています。
「トマト祭り」の開催日は8月の第4水曜日。2004年は8月25日の予定です。ブニョールへはバレンシア北駅から列車で約45分(1時間に1本)。誰でも参加できるお祭りですが、次の5つのルールは絶対厳守です。
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瓶など危険物を持ち込まない。 |
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他人の着ているものを破らない。 |
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相手が怪我をしないようトマトは投げる前につぶしておく。 |
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トマトを運ぶトラックに注意。 |
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合図に従い、時間外には投げないこと……。ただし、人が多過ぎてトマトがじゅうぶん行き渡らないこともあるとか。 |
スペインならではのシンプルで豪快なお祭り、いちど訪れてみたいですね! |
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| 暑い夏にぴったりの冷製スープ。ぴりっと効いたにんにくとトマトの酸味が絡み合った、さわやかな味わいです。アラブ語で“浸したパン”という意味の名称は、パンでとろみをつけるから。調理にいっさい火を使わないのも特徴で、新鮮な野菜の味が生きています。 |
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| スペイン人の大好きなじゃがいも、トマト、サラミを使った、おつまみ風の一品です。シェリーやワイン、ビールにもぴったり。色鮮やかで、取り分けやすく、ボリュームもあるのでパーティのオードブルにもお薦めです。 |
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| オレンジで名高いバレンシア地方はお米の産地としても有名。日本でもっとも親しまれているスペイン風炊き込みご飯「パエリア」が生まれたのもこの土地です。本場では、専用の鍋を使わずに作った米料理以外、「パエリア」とは呼ばないのだとか。サフランの独特の香りにトマトの風味をベースに、具はお好みの魚介や肉類でさまざまなバリエーションが楽しめます。 |
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